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「関係ありまちぇん、免許証出ちて。」
仕方ないので出すと
「へっ?北海道?ったく、田舎モンが東京はちるんじゃねぇよな。」
「訛っちぇるから全然聞き取れねぇち。」
がっつりムカついた。お前の吃音ほどじゃねぇよ!と心の中で思ってた。
警官は無線で何かをやり取りしながら、30分ほどで紙を出した。
「はい、……反則金7000円、きょれは……」
定型文を吃音で話す警官にますますムカついた。絶対何とかしてやると。
「それじぇは、お気をつけて……」
「すみません、会社に報告義務があるので、名刺いただけますか?」
「名刺?はいはい。」
「ありがとうございます。」
「では……田舎モンが!」
最後の言葉は聞こえないと思っていたのだろう。素直に名刺を渡すアホが。

車をコンビニへ停め、現場に事情を話し、俺は東京消防庁に電話を掛けた。
その時の救急車の運転手なら状況を証言してくれるかもしれないと思ってね。
ここの対応はすごく良かった。事情を説明したら、その時間の出動なら〇〇署ですね、
とか教えてくれたし。
電話番号まで教えてくれたよ。理由が良かったのかもしれない。
「法律的に悪いことをして捕まったことには納得している。」
「でも、人道的に自分の行動が間違ってなかったという事も納得したいんだ。」ってね。
まぁ、嘘八百だけど。
結局、運転手さんじゃないけど、助手席に同乗していた方と話は出来た。
その人が『職務に支障のない範囲であれば証言します』と言ってくれたのが嬉しかった。

その後、警視庁に電話した。内容を伝えると何処かに廻された。
そこで経緯を話した。
人道的に行動した結果交通違反をしてしまったが、
それを見なかったフリして検挙されたって。
救急車に乗ってた方が証言してくれるって事もね。
でもって、捕まえた警官の氏名、所属、官名、役職名も伝えてやった。
俺の連絡先も教えた。電話口で焦っていた印象は覚えている。
んで、銀行に行って反則金を払った。国民の義務ですからね。

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